【初心者必読】失敗しないセルフジェルネイルは材料・道具選びから

初心者の方へ

現在ネイルに関する情報はほんとうにたくさんありますね。ただ材料も道具も一般向けからプロ向けまで混在しているのが現状です。

ゆるーく、でもちゃんと長持ちしてきれいに仕上がるセルフネイルがしたい、安いからネイルキットを買ってみたけど結局上手くできずに無駄になってしまった、

という方がリスタートできるものまで、こちらではセルフネイルに特化したできるだけお手軽、でも失敗しない材料道具の選び方をご紹介していきます。

これさえあればできちゃう! お手軽スタート道具

まず、これからセルフネイルを始めたい、セルフネイルに興味があるけど続くけるかわからないという方向けに最小限ではじめられるセルフジェルネイルの道具の紹介と使い方解説をしていきます。

これらの道具はもし自分でやらなくなったとしても、ジェルネイルをネイルサロンなどでやった場合のメンテナンス用としても使えますので持っていても無駄にはなりません。

  1. 消毒用エタノール
  2. ネイルファイル(爪ヤスリ)180~200グリット   Δグリット数とは:
  3. オレンジウッドスティック
  4. ジェルネイル用ライト
  5. ベースジェルまたはクリアジェル
  6. ジェル用筆
  7. ラメまたはパーツ(またはカラージェル)
  8. ジェルリムーバー
  9. ※キッチンペーパー、アルミホイル、コットン、ウェットティッシュ・毛羽立たないもの

用途とこだわりたいポイントも含めご説明していきます。

①消毒用エタノール

手や道具の消毒、爪の油分除去に使います。薬局で購入できます。

注:現在、手指消毒用のアルコールがたくさん出ていますが、潤い成分などが入ったものもあるので必ず薬局で「消毒用エタノール成分76.9~」のものを購入してください。

②ネイルファイル(爪ヤスリ)180~200グリット

薄いタイプのヤスリです。ネイル用語ではエメリーボードと言います。こちらは通販などでも購入でき、100円台からあり高いものである必要はありません。※グリット数とは:ヤスリの目の粗さの単位です。数が大きいほど目が細かくなります。

自爪に使う場合はメーカーにより多少異なりますが180~200グリットが適正です。摩耗していくものなので長く使って削りが悪くなったら新しくしましょう。

180グリット以下の数字のヤスリ(目が粗いもの)は自爪(ジェルが乗っていない状態)の全表面を削るのには絶対使わないでくださいね。

ネイル豆知識古いヤスリは捨てずにウッドスティックの先端が汚れたらそれのヤスリを使って削るとをきれいになりますので取っておいてくださいね。

③オレンジウッドスティック

こちらは万能道具です。ケアの時に甘皮を押し上げる、指についたジェルを取る、パーツを付ける時に、ジェルオフの時も使用します。これは100均等のものでOKです。。

④ウェットティッシュ・毛羽立たないもの

下準備のネイルケアの際に使用します。薄いタイプのものは繊維が爪などにひっかかって残ってしまいジェルネイルをする時に入り込んでしまうので、多少厚めのものがいいです。

⑤ジェルネイル用ライト

ジェルを硬化させるライトです。ネイル用と書かれているものでUVなら36ワット、LEDなら405㎚(ナノメートル)できればドーム型の有線のものがおすすめです。

通販で2,000円台くらいから購入できます。 それ以外のライトでももちろん硬化ますが、使う際に注意が必要なものもあります。

例えば

  • コンパクトライト:指先が出てしまうと硬化不良を起こすことがある
  • ペンタイプ:1本づつしかできないので10本やるとかなりの時間がかかってしまう
  • コードレスタイプ:セルフネイルは時間がかかるので、途中で切れてしまうことがある等

⑥ベースジェルまたはクリアジェル

ジェルネイルを持たせる”肝”と言っても過言ではないので、安価なものではなく少しお金を出してもベースに塗るジェルはこだわりたい材料です

一般的にはジェルの値段=持ちですが、現在ではコスパも持ちも良いものも出ているので口コミなど見ながら検討されると良いでしょう。(爪質とジェルとの相性があるので絶対ではありません)

⑦ジェル用筆

最初の一本なら筆の先端がスクエア(四角)かラウンド(緩くカーブあり)がおすすめです。ジェル用筆も100均等ではなくできれば1,000円以上のものが良いでしょう。

ジェルネイルは塗ることがメインですので筆はこだわりたいアイテムです。塗りやすさ、仕上がりが違ってきます。

⑧ラメまたはパーツ、シール等(またはカラージェル)

こちらは100均のものでもOKです。ラインストーン、シールなどのパーツは爪に乗せると意外と大きかったりするのでまずは小さめのものを選ぶといいでしょう。

⑨ジェルリムーバー

写真のものはコットン、アルミホイルを使用してジェルネイルを落とすタイプのジェルリムーバーです。セルフネイルなら近年出てきた従来の手間がなく時短でジェルオフができるマジックリムーバーが一押しです。

その他は一般的な除光液ではなくジェルリムーバーと表記のあるものであれば、高いものでなくてもオフすることができます。

セルフネイルは難しいプロのやり方をマスターするのではなく、安全で簡単な爪にもやさしいやり方で行いましょう。

プラスアルファーの道具でもっと楽にセルフネイル

セルフネイルを続けてやっていきたい!違うデザインに挑戦したい、もう少し楽にできる道具がほしい!という方へ段階的にステップアップできる道具をご紹介していきます。

全部一度に揃えなくても、用途をみつつ買い足していくと良いでしょう。

ネイルキットを持っているけど色々入っていて用途がわからないという方も、上記のものと次の道具があればセルフネイルなら十分できます。

そして入っているけど使わない方がいいものもありますので、知っていれば安全に続けていけます。

スポンジバッファー

ネイルファイルとは違いスポンジタイプのヤスリです。下準備の時や、お直しの際など余分な力が加わらず削り過ぎ防止になるので道具にプラスしておきたいものです。

トップジェル

最小限の道具では入りませんでしたが、ベースジェルとトップジェルはそれぞれ目的が違いますので、本来は分けて持っていたいですね。トップ専用ジェルを使うと表面がツヤツヤになりクオリティが上がります。

キューティクルリムーバー(又はキューティクルソフナー)

ネイルケアの際に甘皮部分を柔らかくして取りやすくしたり、ジェルオフの際にも爪をカバーしながらオフすることができます。

セラミックプッシャー

先端がセラミックになっているペンタイプのもので、下準備のサンディングに使用する便利なアイテムです。

スペア筆

ジェル用の筆は水洗い厳禁なのでラメやカラーが筆に残りやすく、同じ筆で色々使うと混ざってしまうので筆をわけておくと便利です。

細筆

ラインを引いたり、塗りにくい部分なども楽にでき、デザインのバリエーションが広がります。

キューティクルニッパー またはネイルキットに入っていた場合

「甘皮をカットする道具」でネイルするなら絶対やると思いがちですが、使いこなすには熟練が必要です。刃物ですのでセルフネイルの場合は甘皮ケアには使用しないようにしましょう

小爪(爪まわりにできる角質化した硬い皮膚)やささくれをカットするのには持っているととても重宝します。かなりセルフネイルに慣れてきたら気になる部分のみ余分な甘皮カットを少しづつ練習しても良いかもしれません。

レッスン談プロの基本とセルフネイルは違いますので 私のレッスンでは基本甘皮カットは入りません。ですがみなさん十分きれいに仕上げられてます。

メタルプッシャー ※だいぶセルフネイルに慣れてきたら、またはネイルキットに入っていた場合

金属製の甘皮を押し上げる道具です。ネイルのキットに入っている場合もありますが使い方によっては甘皮や爪の表面を傷つけてしまうことがありますので注意が必要です。

このくらいまで揃えたらちょっと本格的にセルフネイルしてみましょう。

初心者からのやさしいセルフネイルメソッド

眠っているネイルキットを活用してセルフネイルに再チャレンジ!

ネイルサロンでネイリストさんがやっているのを見ると、これくらいなら自分でできそう、ネットでみてみたら結構安いから自分でやったらコスパもいいよね!

とジェルネイルキットを買って持っているけど、今押し入れに入っています、、、という方が結構しらっしゃいますね。

それは、いざやってみたらすぐ取れてしまった、うまくできなかったということで1,2回やって結局押し入れで半永眠へ。

プロからすればその材料では当然なわけなのですが、何がどうサロンと違うかが意外と一般の方はわかる術がありません。

今回はこちらでそれらを解説・解決をしていきます。これを読んで今度こそセルフネイルマスターになって、ネイルキットを活用して楽しんでいきましょう。

なぜ自分でやるとすぐ取れてしまう・きれいにできないのかは原因がいくつかあるのですが、こちらでは材料に絞って解説していきます。

キットの材料でネイルが持たない原因

まず、ネイルサロンで使っている材料とネイルキットのジェルの品質が違うということです。

一般の方のほとんどは知らないこと、それはジェルネイル用のジェルは実は品質がピンキリなのです。

ざっくりですが質はお値段に比例します。 例えばベースジェルの質=定着(持ち)なので高いジェルは持ちがいいです。

サロンで使用しているベースジェル1個で安いジェルネイルキットが買えるくらいです。 なので安価なキットに入っているジェルはおおよそ持たなくて当然なのです。

次に、カラーなどがきれいに仕上がらないのもジェルの質に関係してきます。

最近ではすべてありませんが、安価なキットに入っているカラージェルは、

  • 色が出ない
  • 塗りムラが出る
  • 縮む(戻る)などきれいに塗れません

何度塗っても端が塗れてない状態だったり、色が出なかったりときれいに仕上がらない、、となってしまいます。

その解決策とは?

できるだけお金をかけずに今いまあるキッドを活用するために、

ベースジェルを買い足す

持ちの肝となるのがベースジェルです。まずひとつ買い足すならこれです。

セルフネイルの場合はサロンのように材料に高額出せませんから、ネットの口コミなどを見つつ、お財布と相談しながら定着がよいベースジェルを見つけていきましょう。

お気に入りのカラージェルは質の良いものにする

ナチュラルネイルがお好きな方は、メインで使うお気に入りカラーだけはちょっと品質のいいものを買い足してみましょう。

塗りムラが少なく きれいに仕上がり 、際まで塗りっても縮んでこないのでイライラしません。

その他の材料、ラメやパーツはそのまま使えますし、道具も便利そうなものが見つかったら買い足す程度でセルフネイルなら十分です。

おまけ:キットに入っていたベースジェルなどはフット用に使うといいですよ。フットネイルは手より長く持ちますのでそちらに使えば無駄になりません。

初心者からのやさしいセルフネイルメソッド

いかがだったでしょうか。

セルフネイルをゆるく始めたい方、ネイルキットを持っているだけで使っていなかった方にも是非セルフネイルを楽しんでいただきたいので、こちらが参考になれば幸いです。

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