一口にジェルネイルと言っても、実はネイルに使うジェルには色々な種類とそれによって用途が変わってきます。
新しい商品もどんどん出てきて、同じ用途なのに呼び方が違ったりするものまであります。
テクスチャーの違いでもやりやすさがかわるので、ジェルって書いてあったから買ったけど使ったらなんかうまくできない、、という失敗がないようまずジェルの種類を知っておきましょう。
何で落とす?落とし方で分かれるジェルの種類
まず大枠の分類として2種類あります。
セルフネイルの場合、ジェル用リムーバーで落とせるか落とせないかが重要です。
- ソフトジェル…ジェルリムーバーオフ〇
- ハードジェル…ジェルリムーバーオフ× ※ヤスリで削ってオフする
一般的に売っているもの、ネイルサロンでメインで使用されているのはソフトジェル(ソークオフジェルとも言います)です。
ハードジェルの方はジェルリムーバーには反応しませんので、オフする際はすべてヤスリで削りますのでセルフネイルには向きません。
用途別で分かれるジェルの種類
次にソフトジェルの中でも以下のものに分類されます。
- クリアジェル:ベースやカラージェルに混ぜたりとオールマイティに使えるタイプのジェルです。
- ベースジェル:ベース専用としてのジェルなので、持ちを良くしたい場合はベースジェルがおすすめです。
- カラージェル:文字通りカラーのジェルです。
- トップジェル:文字通り仕上げのトップに塗るジェルです。光沢に優れています。
ベースジェルの中でもさらに二つのタイプがあります。
- type1一般的なベースジェル:爪に塗る前に表面をサンディング(爪表面をヤスリで削る)する
- type2ノンサンディングジェル:サンディング不要
トップジェル:こちらも主に二つのタイプがあります。
- type1ワイプトップジェル:ライトで硬化後ジェルクリーナーなどで拭き取りが必要
- type2ノンワイプトップジェル(ワイプレストップジェル):拭き取り不要
その他の用途別ジェル
・マットコートジェル:マットに仕上げるトップジェル
・スカルプジェル:爪の長さを人工的に作るためのジェル
・ビジュージェル:大きなビジューパーツを付けるためのジェル
・ホイップジェル:立体的なアートをする際に使用する流れないジェル
・クレイジェル(ねんどジェル、グミジェル):手でこねるなどして形を作りネイルアートする。
等など、他にも用途別で新しい種類がどんどん増えていますが、セルフネイルの場合は必要になったら買い足すくらいで十分です。
よく耳にするカルジェル、バイオジェル、パラジェルなどは各メーカーが作っているのジェルの名称ですので「ジェルのメーカーとメーカージェルの呼び名」です。
そのメーカーの中に上記のジェルの種類などがあるということになります。一般の方は色々情報がありすぎて混乱していまいますよね。
ではこれからセルフジェルネイルを始めたいという方に、何のジェルを揃えたらよいかをご紹介していきます。
結局私はどのジェルを選べばいいの?
セルフネイルの場合、第一はソフトジェルであることです。 セルフ用のジェルネイルとして売られているものや、ネイルキットに入っているものでしたらほとんど問題はないと思います。
ハードジェルやセミハードジェルはプロ向けで、削って落とすので、労力と爪とジェルの境の見極め方が難しすぎるのでまずセルフネイルでは使わない方がよいでしょう。
①とりあえず最小限から試したいという方は
- クリアジェル
- カラージェルまたはラメ
ジェルはこの二つあればとりあえずジェルネイルはできます。続くか心配という方はここからスタートしてみましょう。ですがジェルネイルの持ちはあまり長くないかしれません。
②セルフネイルスタートおすすめ3点
- ベースジェル
- ノンワイプトップジェル
- お好きなカラージェルまたはラメ
ネイルの持ちと仕上がりに関係してきますので、ベースとトップジェルは専用のものがおすすめです。ワイプトップジェルの場合、ジェルクリーナーの購入も必要になりますので拭き取り不用のノンワイプトップジェルが楽でおすすめです。
③ナチュラルネイル好きおすすめ⑤点
- ベースジェル
- ノンワイプトップジェル
- お好きなナチュラルピンク系カラージェル
- お好きなベージュ系カラージェル
- ホワイトジェル
カラージェルを+2点するだけで、バイカラーで組み合わせたり白色を少し混ぜて違うカラーも作れるのでとってもバリエーションが広がります。
スタートアップの時はあまり濃すぎるカラーは控えて、ナチュラルカラーにすると塗りやすくおすすめです。あとは徐々にカラーを増やしていけばOKです!
いかがだったでしょうか。ネイルは始めてみると奥が深かったりします。でもわからないことをひとつずつ解決していくことで上達しますから、マイペースで楽しくセルフネイルを続けてみてくださいね。セルフネイラーさんのご参考になれば幸いです。
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