マニキュアでなんとなくセルフネイルしているけど、そもそも何回塗ればいいもの?どのくらいで乾くの?こんなときどうすればいい?ネイルをしていて意外と疑問に思うことってありますよね。
そんなお悩みをネイリスト歴18年のプロが解決していきます。さらに門外不出!?の裏技までお伝えしていきます。
これでもやもやもスッキリ!自分でもきれいなネイルができるようになりますよ。
マニキュアは何度塗ればいい?
知っていそうで、漠然とわからない マニキュアを塗る回数。厳密に決まっているわけではありませんが、マニキュアカラーは2度塗りが基本です。
マニキュアをボトルの色で選んで買ったのに、塗ったらその色が出ないということもあったりしますよね。
ネイルサロンでもそうですが、通常のマニキュア(ネイルメーカー、コスメショップ、バラエティショップ、などで売っているもの※100均の商品は除外)は2度塗りが基本です。
2度塗りしますとほぼボトルの色が出ます。そして1度塗りよりムラがなくなりきれいに仕上がります。
但し、今は色々なネイルデザインが出ていますし、基本はあっても正解はありませんのでやりたいものに合わせて塗る回数は調整してみて下さいね。
マニキュアはどのくらいで乾く?
マニキュアが乾く時間は塗った回数、マニキュアの種類・状態、ネイルをしている部屋の環境によっても変わってきます。
ネイルサロンを基準(ベースコート、カラー二度塗り、トップコート)にしますとおおよそ40分~1時間くらいです。
セルフでのマニキュアネイルでなかなか乾かないという場合、マニキュアの濃度が濃くなっていることで乾きが遅くなっていることが考えられます。
マニキュアは使っているうちにドロドロになってきて、長く置いておいたら固まってしまったということがありますよね。
これでマニキュアが使いきれる!
マニキュアは揮発性で、乾くと固まる性質を生かして仕上げるネイルですので、使っているうちにボトルの中身も固まるのは自然なことです。そのままで1本使いきれることはまずありません。
濃度が濃くなってしまうと、乾きが遅い,何度塗ってもスジが入ってきれいに塗れないということが起こってしまいます。
この解消法としてはまずはエナメル薄め液でマニキュアの濃度調整をすることと、さらに早く乾かしたい場合は速乾トップコートを使います。
ネイルサロンでもマニキュアを施術する際は濃度確認と調節は必須です。
目安は2~3回使ったら 塗る前に エナメル薄め液を少しづつ入れかくはんし濃度調節します。マニキュアカラーを何本か持っているのであればエナメル薄め液1本は買っておきましょう。
調節しながら使えば最後まで使いきることができますよ。
それが面倒な方は数回で使い切れるものを購入するとよいでしょう。 できるだけ有害ゴミを増やさないよう使いきるようにしましょう!
マニキュアがよれるのはこれが原因
マニキュアを塗っている時や仕上げたあとに、気が付いたらよれていたということがありますね。
この原因となるのは、上記に書いたように揮発していくので、マニキュアの濃度が濃いことが一番の原因と言えるでしょう。
濃くなってしまっていることで、いつまでも乾かず手が何かに当たればよれてしまいます。
あとは何度も重ね塗りをしたりすると、だんだん乾いてきて塗りながらよれていってしまいます。
安価なものですと、ボトルのカラーが2度塗りで出なかったりするので何度もぬることになり、塗りながらボトルの中身も塗った方も揮発していってしまいます。
そうならないようにするには、まずマニキュアの濃度を一番初めに使った時くらいに調節し、2度塗りで仕上げるのを目安にやっていきましょう。
プラス100均グッズでセルフネイルがきれいに仕上がる!
マニキュアを塗る時にはみ出してしまうことがありますよね。
小さな面積に塗っているのではみ出すのはしかたありませんが、仕上がっても濃い目の色などはそのままではちょっと見栄えがよくありません。
ネイルサロンではウッドスティックにコットンをうすーく巻き、除光液をつけて都度必ずはみ出したところはきれいに拭き取ります。
セルフネイルでもこれをやっていくと仕上がりが違ってきます。
ですがこの、うすーく巻くというのがコツが必要で、セルフネイルでは塩梅が難しいところです。
そこでより楽にセルフでのマニキュアネイルがきれいに仕上がる100均グッズをご紹介します。それがこちらコットンウッドスティック↓
こちらは細いウッドスティックにすでに薄くコットンがついているのでそのまま除光液をつけて簡単にきれいに拭き取ることができます。
ウッドスティックとコットンいらずの使える便利グッズです。ひとつ持っているとその他にも使えるのでとても便利です。
プロ直伝!凹んだマニキュアお直し法
せっかくマニキュアが仕上がりかけた、という時に触ってしまったり、ぶつけてネイルが凹んでしまったことはありませんか?
大きく寄れてしまったのなら塗りなおすしかありませんが、ほんの少しの場合だとそのままでは気になってしまうし、最初からやり直すのかぁ、、あー面倒。これは気持ちも凹みますよね。
そんな時の簡単お直し裏技法3つをお伝えしていきます。
⒈凹んだところにネイルパーツを付ける
これは一番簡単で楽です。ネイルシールやネイルパーツをつけてトップコートをぬればOK!
⒉上からラメ入りマニキュアを塗る
凹んでしまった爪全体にラメのマニキュアをぬるか、そこにアート風にラメマニキュアを乗せると、下のマニキュアをなじませる効果もあり、キラキラするので多少凹んでいても気にならなくなります。
ワンポイントでおしゃれにもなりますね。
⒊秘技!除光液でならす
これはちょっと技が必要かもしれませんが、使えます!
・指に除光液を少しつけます。
・凹んだ部分に垂らすようにしながら、強く押さず表面のみをそのまま指で馴らしていきます。
・目立たないくらいになったらその後トップコートを塗れば完成です。
この3つは覚えておくと、セルフネイルの失敗が失敗ではなくなるので是非参考にしてみてください。
2倍長持ちさせられるネイルメンテナンス方法
セルフネイルできれいに仕上げられたら、是非それを長持ちさせたいですよね。
ただカラーのマニキュアを塗るだけに比べ、ベースコートやトップコートを使って仕上げるでけでもかなり持ちが良くなります。
さらにここではセルフネイルを2倍長持させる方法を3つご紹介していきます。
1水仕事の時はゴム手袋をする。
マニキュアネイルはあたったりこすれたりして取れていってしまうものなので、家事や水仕事が一番取れやすくしてしまいます。ちょっと面倒に感じますが、水仕事のゴム手袋使用でかなり持ちが違ってきます。
2マニキュアネイルを仕上げたら3日置きくらいでトップコートを塗る。
マニキュアはあたったりこすれたりして取れていってしまうものなので、先端のカラーの部分が落ちてしまう前に全体をコーティングをします。
全部を塗り替えるより、トップコートだけでしたら時間も手間も少なくて済みます。それだけで持ちを延長することができます。
3先端削れはリメイクネイルでデザインもチェンジ!
それでもやはり先端から削れていってしまうのがマニキュア。そんな時は塗り替えずにリメイクしてデザインもチェンジしましょう。
例1:ラメのマニキュアを使って先端をフレンチネイルやグラデーションにする。
例2:バイカラーのフレンチネイル(ストレートフレンチ、斜めフレンチ、vフレンチ等々)にアレンジする。
いづれも最後にトップコートは塗りますが、こちらも全部塗り替えるよりは少ない手間で長持ちさせられて、さらにデザインもチェンジできるので気分も上がりますよ。
いかがだったでしょうか。こちらを参考できるところからチャレンジしてみて、是非ルセルフネイルを楽しんでいってくださいね。
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