ネイルサロンやセルフネイルでジェルネイルをしている時に爪が痛い、熱いと感じたことはないでしょうか。痛いというよりは熱いのだと思いますが、酷くなるともはや痛いのかもしれません。
一度熱い!という思いをするとジェルネイル自体が怖くなってしまいますよね。(実際に私自身が生まれて初めてサロンでジェルネイルを体験した時は、熱いを通り超して(※ジェルを容赦なく盛られていたため)体に悪影響しかないから2度とやらないと思ったほどです。)
熱さは気になるけどネイルは好きだからやっていきたいという方に、こちらではセルフネイルでも安全に痛みもなくできる方法をお伝えしていきます。これを知っておくと「ジェルネイル=怖い」がなくなりますよ!
ジェルネイルはなんで熱くなるの?
ジェルネイルは光に当てると固まる性質を利用しているのですが、その固まる際に「硬化熱」というものが発生します。そしてこの硬化熱は、
- 熱さの感じ方には個人差がある
- ジェルをたくさん乗せるとその分硬化熱も比例して高くなる
- ジェルの種類によっても硬化熱は違う
- ジェルネイルを続けて爪が薄くなっていくとその分熱さを強く感じる
- 皮膚につくと特に熱い
爪の厚みの個人差はあるものの、ジェルをライトに当てた時の熱さの感じ方には個人差があります。(ちなみに私はけっこう熱く感じます)さらに硬化熱は量に比例しますので、ジェルをたくさん乗せればその分熱くなります。
さらに細かく言うと、ジェルのメーカー、種類によっても硬化熱は違ってきます。今は少なくなっていると思いますが、ネイルサロンでジェルネイルを続けていたら、どんどん爪が激痛を伴うようになってしまったというお話も聞いたことがあります。
これではネイルサロンは怖いところになってしまいますよね。
セルフネイルだからできる5つの対策方法
ネイルサロンの場合は、熱いけどどのタイミングで言ったらいいんだろう、、まだ我慢できる!けどすごく熱い、、、などご自身で葛藤しちゃいますよね。
セルフネイルの場合は、自分の感じ方が目安なので対策が可能です。
ではさっそく対策方法5つを見て行きましょう。
⒈セルフジェルネイルは極力自爪を削らないやり方で
ジェルをする時の下準備もそうですが、特にジェルオフの際に残ったジェルを力を入れて取ったり、ヤスリで削ったりすることでどんどん爪を薄くてしまいます。
下準備は削りすぎない、落とす時はやさしく、自爪を削らないやり方で行いましょう。
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⒉ジェルネイルを爪に塗る時は皮膚につけない
セルフネイルに慣れていないと、マニキュアの感覚で塗ってしまいがち。ジェルネイルの場合は「皮膚につけない」のが重要ポイントになります。
付いてしまうと、爪の上より直接皮膚に付く方がさらに熱いです。そして早々にそこからジェルが剥がれてしまいます。
⒊一度に乗せるジェルの量を少なく、回数をわけて塗る
上記で書いたようにジェルの量と硬化熱は比例しますので、熱さに敏感な方はジェルの量を盛り過ぎないように。ベースジェルなども薄めに2回にすると持ちもよくなります。
⒋ノンワイプトップジェルはこまめに硬化
現段階ではノンワイプトップジェル(ワイプレストップジェル)は硬化熱が高めの傾向です。
適量でも熱く感じることがあるので、ライトに入れて1~2秒くらいで(硬化熱がマックスになる手前で)一度ライトから手を抜いて数秒クールダウンし、もう一度ライトに入れなおす。(抜いた時間はプラスして当てます)
あるいは最初の数秒間ははライトに手をこまめに出し入れしながら、熱くなくなってきたらしっかり入れて硬化させる。(抜いた時間はプラスして当てます)
⒌UVライトやローヒートライトがおすすめ
ジェルネイルのシステムの進化で、ライト硬化時間がどんどん短いライトが出てくる一方、硬化熱も強くなっていきました。
硬化時間の短さと熱さはほぼ比例します。
ジェルネイルが出た当初のUVライトや、最近ではローヒートライトというものも出ていますので、熱さに敏感な方はそちらがおすすめです。じんわり硬化するので熱さは弱めで安心です。
熱くならない分、硬化時間は長めで、結局はゆっくり硬化させれば熱くならないということです。※たくさん盛れば熱いので注意。
進化するジェルネイル
ジェルネイルが普及してから色々な問題と解決商品がでてきます。
- ジェルネイルは好きだが時間がかかりすぎる→時短で硬化するライトが開発される→瞬時に固まる分、硬化熱が高く熱い→ローヒートライトが開発される→結局時間をかけて硬化(*’▽’)
- ジェルネイルをしていると爪が薄くなって傷む→自爪を削らないジェルが開発される。
- ジェルオフやケアに時間がかかる→ネイルサロン:マシーンでのオフやケアの導入。セルフネイル:簡単に落とせるリムーバーが開発される。
などなど、、
ジェルネイルの熱さに関しては、上記のことをを知って対策すると、熱さに敏感な方でもジェルネイルが安心してできます。
マニキュアと違ってセルフでジェルネイルをやってみると色々わからないことが出てきますが、ひとつづつ解決していくとレベルアップもできるので、是非参考にセルフネイルを安全に楽しんでいってくださいね。
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