ジェルネイルの普及とともにセルフネイラーさんもどんどん増え、ネイル動画もとてもたくさんあり、おうちで見ながらできてとても便利になりました。今後もセルフネイル人口は増えていきそうですね。
ネットでは安いネイルキットもたくさんあるので買って自分でやってみよう!とチャレンジしたものの、やってみたらすぐ取れる、上手くできない、爪がボロボロになる、そもそもネイルケアは必要なの?
調べても情報が多すぎてどれを参考にしていいかわからず、結局キットが押し入れに眠っている、、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらでは、これからセルネイルを始めたい方、もう始めているという方でも是非知っておいていただきたいことを3つお伝えしていきます。
これを知るとより爪にもやさしいセルフネイルができるようになりますので是非お読みくださいね。
実は違う!サロンネイルとセルフネイル
ジェルネイルが日本で普及し始めてからてから役20年弱。年齢問わず一度はジェルネイルをしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ネイルサロンでは手を預けているとネイリストの方がサクサクとケアからジェルまで仕上げいってくれます。見ていると塗ってライトに入れるだけだから自分でもできそう!って思いますよね。
動画などもたくさん出ていますが、ほとんどがプロネイリストの方があげていますので簡単そうに見えます。
しかしながら何事も簡単そうにに見えて、いざやってみたらうまくいかない、、という方ががほとんどではないでしょうか。
ネイリストさんは皆さんが想像するよりもはるかにたくさんのネイルに関する知識習得と実技の練習に時間を費やしています。使っている材料、道具もプロ向けの品質の良いもの。
簡単そうにやっていてもきれいで長持ちするのはそれら知識と練習量の賜物だからです。
まずたとえやり方を習ったとしても、一日二日ではネイルサロンと全く同じようにはできないと思ってください。サロン同じようにと思うと同じくらいの知識・練習量と高い道具や材料が必要になってしまいます。
でも簡単できれいにやりたいのがセルフネイルですよね。
セルフネイルは、安全・簡単・長持ちにポイントをしぼったやり方で自己満足できるレベルでやることが一番の近道です。セルフネイルを始める前にまず「ネイルサロンとセルフネイルは別もの」と認識しておきましょう。
爪にも個性があるのです
これは多くの方が知っていそうで意外と意識されていない、爪は人によって違うということです。爪のや大きさ形、厚さやカーブの角度などと質(油分、水分量)そして普段の生活スタイルもひとそれぞれ違います。
そしてジェルの種類(メーカー)と爪の相性によっても定着度に差があります。
かなり稀ではありますが、もともとジェルが定着せずジェルネイルが1週間も持たないネイリストさんもいらっしゃるくらいです。
ジェルネイルは同じようにやっても個人差があり、持ちの長さ、取れ方も違うということを知っておきましょう。
プロはどんな爪でもクオリティー高く仕上げ、長持ちさせなければなりませんが、セルフネイルの場合は自分の爪だけをしれば良いのでそこもとてもいいところですね。
どうして爪が傷むの?ジェルネイルで爪が傷む原因とは
ジェルネイル=爪が傷む、ネイルサロンは3回行ったら半年はお休みする、ネイルサロンでジェルをやったら 爪をボロボロにされて大変な思いをしたので にはもう一生行かない!という方まで、、
さらにもう傷むからやめたいのに、ジェルをしていないと薄くてすぐ折れるので生活できないからやむを得ずやっています、という方も。
外では残念ながらこのようなお話を聞くことも今までにしばしばありました。
やり方次第でそんなことにはならないのに、、と長年思っていましたが、やっと数年前から爪へのダメージに焦点があたるようになりましたね。
ジェルネイルが好きで自分でもやりたい!という方も、まずはジェルネイルのしくみを知ることと、なぜ爪が傷むのかを知ることで爪へのダメージ予防になりますので覚えておきましょう。
ダメージ原因ー1 ジェルネイルをしたままにする
ジェルネイルは 強力に爪に定着をさせているものなので、やりっぱなしにしては取れるまで待つのはNGです。メンテナンスがとても重要になります。
メンテナンスとは具体的に手指のケアや、適切なタイミングで専用のオフのやり方でのジェルオフをすることが必要です。
ジェルネイルをしにネイルサロンに行く時ってとってもワクワクしますよね。
現在ではどのサロンさんでも必ずメンテナンスが必要ということをしっかりお伝えはするものの、残念ながらそれがそこまで重きをおいてなく聞き流してしまう、ジェルオフだけにいくのは気分もあがらないし面倒だから、、
と、
- とれかかってきてももったいないから取れるまで放置してしまう
- 強度があるので手を粗く使う
- 気になって手で剥がしてしまう
そうすると
- 引っかかる度にジェルと爪表面も一緒に剥がれていく
- 表面はきれいに見えても自爪にダメージを与えている
- ざらざらになりさらにそのままジェルネイルを繰り返すとんどん爪はボロボロの悪循環
というわけなのです。一度爪にダメージを与えると健康な爪に戻すのに半年以上はかかってしまいます。
ダメージ原因-2 ジェルネイルをオフする時のやり方
セルフネイルやネイルサロンに通っていてもジェルネイルをしていると爪が傷んでしまう場合(一般的なソフトジェルとジェルリムーバーを使ってのオフ)
自己流セルフネイルはもちろんのこと、ネイルサロンに通っていたのに爪がいたんでしまった、という方もいらっしゃいます。
ネイルサロンは施術時間が決まっており、オフに長い時間をかけられないため取り切れなかったジェルを爪と一緒に削るところが多いようです。(そうではないサロンさんもあります)
さらに定着を良くするためと、爪のざらざらになってしまっている表面を平にし、ジェルをきれいに乗せるために毎回爪の表面を削る工程が繰り返されるので、どんどん爪が薄くなってしまうのです。
そしてサロンに行く前に取れてしまう、予約のタイミングが合わないなど早めにオフしなければ爪はどんどん傷んでいってしまいます。
※ノンサンディングジェルは爪を傷めないと言われていますが、ジェルネイルをしたまま放置したり適切なメンテナンスやオフをしなければ爪にダメージを与えてしまうのは同様です。
セルフネイルでももちろん、サロンの見よう見まねでザカザカ削るのはもってのほかです。
セルフネイルの場合は自身のオフのタイミングとダメージを最小限にするやり方さえわかれば、すぐオフができるので、爪を守ることができるので利点とも言えます。
ダメージ原因ー3 自己流でジェルネイルをする
ジェルネイルはマニキュアなどと違い基本的な知識が必要なネイルです。
上記のようにネイルサロンでさえ爪を傷めてしまうことがあるので、材料の違い、やり方の違い等そもそも知識がない状態で、見よう見まねでやると持ちも短く取れやすい、正しいメンテナンス方法もわからないので傷めるのは必至です。
セルフジェルネイルを始める前にまずはジェルネイルの仕組み・爪を傷めないやり方を知っていきましょう。
セルフジェルネイルで知っておきたいことまとめ
いかがだったでしょうか。セルフネイルを始めるにあたって知ってしっておきたいこと3つは
- プロがやるネイルとセルネイルは別ものなので、安全・簡単・長持ちに重点をおいてやる。
- 爪は人によって違うので、爪ダメージ軽減には自分のオフのタイミング・爪にやさしい落とし方を知る。
- 自己流は厳禁。まずはジェルネイルのしくみ、メンテナンス方法、セルフネイルでの適切なやり方を知るところから。
ジェルネイルのしくみとセルフネイルでの適切なやりかた、メンテナンス方法のポイントがわかっていれば自分でも安全にネイルを楽しむことができます。
これを知ってなんとなく始めて爪がボロボロになってしまった、、という方が一人でも減っていっていただければうれしいです。
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